米司会者タッカー・カールソンがプーチン大統領に独占インタビュー…重要パートを要約[海外の反応]

–ウクライナ紛争に係る記事について–

プーチン大統領に独占インタビュー

ロシアのプーチン大統領は米ＦＯＸニュースの元看板司会者、タッカー・カールソン氏のインタビューに応じ、露大統領府が９日、内容を公開した。プーチン氏はウクライナ侵略に関し、ロシア系住民を迫害してきたウクライナの「ネオナチ思想」を根絶するための戦いだとして改めて正当化した。また、「ロシアをだましてきた」と米国や欧州諸国を非難した。

インタビューは６日に行われた。ウクライナ侵略の開始後、プーチン氏が欧米側メディア関係者の単独インタビューに応じたのは初めて。ペスコフ露大統領報道官はインタビュー要請を受け入れた理由について「カールソン氏の立場は他の欧米メディアとは異なるためだ」と説明した。カールソン氏は米大統領への返り咲きを狙うトランプ前大統領に近いとされる。

*産経さんの記事はよくまとめられていたのでおススメ…

記事元：ヤフー（産経）

—海外の注目コメント—

・俺英語が分かるロシア人だけど、通訳さんが本当にいい仕事してる。

・数十分に渡り、資料も見ずに歴史講義を行えるのは凄いと思う。

・たった4日で1500万再生しているのに、ユーチューブのトレンドに上がらない…オカシイ！

・プーチン大統領「プロパガンダに関して、米国政府に勝つことなどできませんよ」…不都合な真実ｗ

・普通のアメリカ人よりも、プーチン大統領の方がアメリカの現状に詳しい。

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注目ポイントと海外の反応

実際のインタビューは二時間近く行われた為、その中から、海外で注目を集めた部分を切り抜き方式でご紹介。

米政府は傀儡？

本インタビュー中、プーチン大統領は「選挙で選ばれた政治家（バイデン大統領）」による「米国統治能力」に対して繰り返し疑問を投げかけた。それに対してタッカー氏は「選挙によって選ばれた人間以外が米政治を動かしているという事か？」と問いかけ、それに対しプーチン大統領が「そうだ、その通りだ」と答える一幕もあった。

現バイデン政権においては、米保守派内部においても「オバマ（*プーチン大統領とは犬猿の仲）やクリントン前大統領が、バイデン政権の操っている」とする意見が、以前から多く見受けられている。

—海外の注目コメント—

・なんかプーチン大統領の話はずっと聞いてられるわ。

・今のバイデン政権は殆ど「ユダヤ系」に支配されてるからね。

・ソロスの事？

---アンテナサイト様のおススメ記事---
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誰がノルドストリームを爆破したのか？

今回のインタビューにおいては、かねてより米国の関与が噂されてきた「ノルドストリーム爆破事件」に関しても議論されている。タッカー氏から「誰がノルドストリームを爆破したのか？」と問われたプーチン大統領は「あなたでしょ？」と、ジョークを述べた後（*タッカー氏は「私はその日忙しかったので…アリバイもありますし…」等とジョークを返している。）、「貴方にはアリバイがあるかもしれないが、米CIAにはアリバイがない」等と、間接的に米国政府の関与を指摘した。

「ノルドストリーム爆破」に関しては、同事件を捜査していたスウェーデンが先日、真相解明が行われないまま、突如捜査打ち切りを宣言。海外ネット上などでは「米国の関与を隠蔽する為」との指摘が相次いでいた。（*後日取り扱う予定…）

🚨TUCKER: Who blew up Nord Stream?

PUTIN: You for sure.

TUCKER: I was busy that day. I did not blow up Nord Stream. Thank you though.

PUTIN: You personally may have an alibi, but the CIA has no such alibi. pic.twitter.com/XWrbohEmid

— Benny Johnson (@bennyjohnson) February 8, 2024

—海外の注目コメント—

・バイデン自身が「（ロシアがウクライナへ進行したら）ノルドストリームを爆破する」と、予告してたからなぁ…

・「私はその日忙しかったので」ｗｗｗｗ

・これこそジャーナリズムのあるべき姿だと思うよ。

米国内の問題を指摘

プーチン大統領はウクライナ紛争に対する米国の関与に対しても不満を述べている。「ここは米国から数千マイル離れている。しかも、貴方達米国は、今、国境問題、移民流入問題、そして、莫大な国の借金の問題を抱えているではないか？」・「ウクライナ紛争に参戦する以外にすることがあるのではないか？和平交渉を模索すべきだ。」等と語っている。

Vladimir Putin to Tucker Carlson:

"We are thousands of miles away… You have issues on your border, issues with migration, issues with national debt at $33 trillion."

"You have nothing better to do than fight in Ukraine? Would it be better to negotiate?" pic.twitter.com/gYS3LAIHNU

— End Wokeness (@EndWokeness) February 8, 2024

—海外の注目コメント—

・マジでコレ。これ以上ふさわしい言葉が見当たらない。

・下手したら、バイデンよりもプーチンの方が米国大統領としてふさわしいんじゃない？ｗ

・米国がウクライナ紛争に首を突っ込んでいるのは、単純に「金儲け」の為だよ。

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英首相が和平交渉を妨害

ウクライナ紛争勃発当初、ロシアとウクライナ間で行われていた和平交渉に関して、プーチン大統領は「和平交渉をボリス・ジョンソン英首相（*当時）に妨害された」等と語っている。

During his interview with Tucker Carlson, Russian President Vladimir Putin confirmed that then British Prime Minister Boris Johnson sabotaged a peace deal with Ukraine that would have ended the war 18 months ago.https://t.co/2Q04aTeG72

— Paul Joseph Watson (@PrisonPlanet) February 9, 2024

—海外の注目コメント—

・なるほど。今、米上院・バイデン政権が必死になってウクライナ軍事支援予算可決を急いでいた理由がわかった。このインタビューが流れて「プーチン大統領が和平交渉を望んでいる」なんて知れたら困るものね…紛争を続ける理由が無くなってしまう。

・国土をロシア側に譲渡する形での「和平交渉」であれば、ウクライナ側が受け入れることはない。

・当時、ボリス・ジョンソン氏は「パーティー問題（*中国肺炎期間中にパーティーを開催していた）」ことで責められていたから、ウクライナ紛争によって、自らのリーダーシップを再び確立しようとしていただけ。

米政府の反応

今回のタッカー氏によるプーチン大統領へのインタビュー取材に関して、米政府報道官は不快感を露わにしており「プーチン大統領が述べることは何も信じるべきではない」等と語った。

一方、米バイデン政権においてはタッカー氏自身が「取材を妨害された」等と語っており、事前にインタビュー阻止の為、数々の工作が行われていた模様。

WATCH: White House tells Americans not to believe 'anything' Putin says in Tucker Carlson interview and says Americans wholeheartedly support Ukraine aid

pic.twitter.com/ihKgbtMgys

— Insider Paper (@TheInsiderPaper) February 8, 2024

—海外の注目コメント—

・タッカー氏がバイデン大統領に「インタビュー依頼」してくることを恐れているのだろうｗ

・我々は「バイデン政権の言う事」を「何も信じない」

・ワシントンにいる連中以外、もはや「ウクライナ支援」に賛同しているアメリカ人なんかいないよ。

フェイスブックがインタビュー動画を規制？

海外の有力政治系インフルエンサーが「タッカー氏のプーチン大統領インタビュー動画を、バイデン政権の要請によりフェイスブックが検閲している」等と訴えている。

かつて、フェイスブック（現：META社）のマーク・ザッカーバーグ氏は、米バイデン政権からの情報統制依頼によって、検閲行為をしていたことを認めている。

—海外の注目コメント—

・各SNSの中で、検閲が行われていないプラットフォームは「X」だけになってしまったな。

・所詮、フェイスブックは「米民主党」の犬。

・こんな検閲媒体が、今、SNS業界でトップを争っているという現実が怖い。

プーチン大統領からのプレゼント？

プーチン大統領とのインタビュー後、タッカー氏はプーチン大統領から「とある書類フォルダ」を手渡されたという。内容は不明であるが、何かしらの情報（*バイデンさん関係の何か？）が含まれている可能性があり、今後、タッカー氏の取材・動画ネタになる可能性もある。

（´-`）.｡oO（書類フォルダの扱い方、めちゃ雑ぃ…）

“I just finished my interview with Vladimir Putin and I’m sitting here with a Folder of Documents that Putin gave me…I have some night time reading…” -Tucker Carlson

I’m wondering if those Documents incriminate World Leaders that are guilty of War Crimes. pic.twitter.com/aQGDiucKaI

— Liz Churchill (@liz_churchill10) February 9, 2024

—海外の注目コメント—

・この資料、絶対米国入国した際に没収されるでしょｗ

・今後、タッカー氏の動画で資料内容が報じられることを願う。

・きっとタッカー氏の「PC検索履歴」だろうなｗあと「ＣＩＡ応募履歴」とかｗｗｗ（*ＣＩＡに就職しようとして失敗したことをプーチン大統領からイジられてました…）

タッカー氏自身によるインタビュー総評

二時間にわたったプーチン大統領のインタビュー内容を、タッカー氏自身がまとめている。ここではその内容を簡易意訳いたしまする。

1.プーチン大統領は西側諸国の拒絶に傷ついていた

NATO設立の目的は「ロシア封じ」であり、この点においてプーチン大統領は傷ついていた。

2.ロシアは拡大路線を取っていない

・ロシアが拡大路線を取っていると考えることは愚かな事だ。すでに莫大な国土を保有している一方、人口は1.5億人程度しかいないのだから。

・それに加え、天然資源も大量に保有している。この期に及んで、なぜポーランドを攻め込む必要があるのか？彼らはただ「国境を安定」させたいだけだ。

3.ウクライナとの和平を望んでいる

・プーチン大統領はこれまでにも繰り返し「ウクライナとの和平交渉」を求めてきたし、一部で妥協も示唆している。無論、これが虚言である可能性は否定できないが、ここまで何度も繰り返し「思ってもいないこと」を、述べるとは思えない。

・実際、ロシアとウクライナの和平交渉は紛争当初に行われていた。しかし、バイデン政権の意向を受けた当時のボリス・ジョンソン英首相が、ウクライナに働きかけ、和平交渉を台無しにした。この工程は、交渉に参加していたイスラエルも確認している。

4.クリミア統治権放棄の要請

・米政府などは「ロシアがクリミアを手放さねばならない」と主張する一方、プーチン大統領は「クリミアの所有権に問題が移行した場合、核戦争を辞さない」との立場を明確にしている。

・もし「ウクライナ和平交渉」の条件として「ロシアによるクリミア放棄」を望むとしたならば、それは狂気じみたことだ。（*注釈：絶対にロシア側がその条件を飲むことはない、という意味っぽい。）

5.米政府による外国事情への稚拙な介入

・我々米国は今、バイデン大統領やVictoria Nuland（*ウクライナ情勢のキーオバサン。アメリカ合衆国国務次官。色々と悪い噂しか聞かない。）等、狂人達によって支配されている。

・彼らは常に「ロシア政府の打倒」を訴えるが、「打倒後」のプランについて考えはあるのか？我々アメリカは、リビアのカダフィー大佐、そして、イラクのフセインを「正義」の名のもとに排除した。しかしその後、それらの国の惨状を見てみろ。国家が崩壊してしまっているではないか？アフガンでもそうだ。タリバンが再び政権に舞い戻っている。

・アメリカが外国事情に首を突っ込んでも、大抵上手くはいかない。外国の政権を倒すことは簡単にできるかもしれないが、結果的に状況をさらに悪化させている。ロシアは莫大な土地を持ち、核兵器も保有している。同じことをロシアに対して行おうとすることは、まさに狂気の沙汰だ。

Tucker Carlson’s 5 Key Takeaways from the Putin Interview:

#1 – Putin is “very wounded” by the rejection of the West.

• “That’s the whole point of NATO, I guess, is to contain Russia. And Putin is wounded by this.”

#2 – “Russia is not an expansionist power.”

• “You have to… pic.twitter.com/Oeq93tnHuV

— The Vigilant Fox 🦊 (@VigilantFox) February 9, 2024

—海外の注目コメント—

・意外と知られてないんだけど、未だにロシア人ってナチスへの憎悪が強いんだよ。しかも、第二次世界大戦における連合軍勝利への貢献が「過小評価されている」との不満も多い。

・ウクライナ紛争って、もっと外交を利用すれば、早期に終結していたと思うんだよなぁ…

・プーチン大統領が「和平交渉」を望み続けてきたことは事実だと思うけどね。

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