アイオワ州に住むLinda Herringさんは、これまで50年近くに渡り、様々な事情を抱える多くの子供達を世話しつづけ、現在までにその数が600名に達しているという。今年75歳になるHerringさんは、それらの子供達に、安心して住める場所、食べ物、衣服、そして、限りない愛を与え続けてきた。(CNN)
取材に対してHerringさんは、子供達の世話を始めた背景について、次のように語っている。「私の親友が10代の女の子たちの世話をしていたの。それで“私も同じことができたら素敵”と思ってね。でも、私は世話をするなら子供のほうがよかったから、役所に赴き、特別なケアが必要な子供達の世話人になる手続きをしたの。」
Herringさんは世話人として活動しつつ、地域に住む家族たちのデイケア、司書、緊急対応者等の仕事・ボランティアも続けてきた。世話をする子供達に関しては、年齢、性別、生涯の有無を問わず、どこへでも出向き、迎え入れてきたという。
子供達を受け入れてきたことに関して、Herringさんは次のように語っている。
「私はこれらの子供達を、自分の子供の如く愛してきました。。過剰なほどに。彼らが私の家を巣立っていくときは、その子の保護期間の長さを問わず、私は涙を流したものです。彼らにお別れを言うことは、本当につらいことでした。それは“なぜこんな苦しいことを、私はしているのだろうか?”と自問するほどに。でも私は、子供達をずっと愛し続けていこうと決めたのです。彼らは私を必要としているのですから。」
世話人として様々な経験をしてきた彼女には、多くの忘れられない記憶があるという。真夜中に保健当局に呼び出され、親に捨てられた三人の子供を受け入れた日。世話をしていた女の子に「新品の服」を着せてあげた時に聞いた“こんな綺麗なお洋服きるの生まれて初めて。”という言葉。子供達を支援する活動の中でも、里親に引き取られた子供達が、大人になり、再びあいさつに戻ってきてくれる瞬間は、格別であるという。
Herringさん自身、8名いる子供のうち、3名は「法的に」受け入れた一時保護の子供達である。その3名のうち2名は「医学的に困難な病状」を抱えた子供達であったという。(*受け入れ先を探すことができない子供だった?)こうしたHerringさんの活動に触発され、彼女の子供達もまた、彼女同様、子供たちを支援する活動に従事しているという。
昨年2019年10月、Herringさんは、健康問題への不安から、これまで50年間続けてきた子供達の世話を止める決断をする。その発表を受け、地元当局から感謝の声明が出されている。以下はその一部抜粋(*意訳)。
「Herringさんがこれまで50年間に渡り、600名もの子供達を世話してきてくださったこと。地元当局が、孤児の引き受けを願ったとき、いつでも、どこへでも即座に来てくださったこと。障害・病気を抱える子供達を積極的に迎え入れ、支えてくださったこと。そして、“誰も彼らを愛さないのなら、私が彼らを愛する”という精神を示し続けてきてくださった事に対して、私たちは感謝の意を表明します。」
記事注釈:
Herringさんは、孤児や事情を抱える子供達を「一時的に保護(*法的な親として受け入れるわけでない)」する活動をされていました。それらの子供は「養親(法的に親になった人)」が見つかるまでの間、彼女のもとで世話になっていたようです。
CNN公式ツイッターの反応(79コメ)
傾向:リベラル
選考:順番・選択
感想:翻訳が遅くなり、申し訳ありません。
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1.海外のパネリスト
彼女こそ、TIMES誌の表紙になるべき人物だ!(*すごく遠回しにTIMES誌の表紙になりたがっているトランプさんを非難しているっぽい。)
2.海外のパネリスト
あら?CNNはもう「トランプの選挙不正報道」に飽きたんですか?
3.海外のパネリスト
こういう子供達って、誰よりも「愛される事」を必要としている。彼女こそ「偉大なる母性」の模範例。
4.海外のパネリスト
まさにアメリカン・ヒーローである。
5.海外のパネリスト
こういう人に対して、社会として手助けをしてあげられる方策はないものだろうか?
6.海外のパネリスト
彼女のような人こそ、今、この世界が最も必要としている人物である。
7.海外のパネリスト
まるで聖人のような人だ。
8.海外のパネリスト
このような美しい心を持つ人物がいなければ、我々の社会は、より酷い場所になっていたことだろう。
9.海外のパネリスト
きっと彼女にとっては、子供達は猫みたいなもんなんだろ?w
10.海外のパネリスト
>>9
そういう下らないジョークをよく言えるね?子供達を助け続けた人に、投げかけるべき言葉がそれかい?
11.海外のパネリスト
彼女に救われた子供達は幸運だった。
12.海外のパネリスト
まさに「アメリカを再び偉大にした」女性である!!
13.海外のパネリスト
地上に舞い降りた天使。
14.海外のパネリスト
世の中に捨てられた多くの子供達を救い、愛を注ぎ続けた人なのだ。彼女の残りの人生においては、いかなる(公共料金等の)請求もすべきではない。
15.海外のパネリスト
>>14
それな!
コメント欄
この方のしてきたことを貶める気はないのだが、単純に疑問なんだけど
人数が不可解なくらいに多すぎないか
50年間に渡り600名もの子供達といったら、毎年12人ずつ世話する子供を増やしていった計算になるんだが
里親が見つかるまでの期間だし不思議でもない。在宅保育としても運営してる
子供たちを助けることが自分の幸せだと思える人なんだね