米軍が、所属する兵士たちにTikTokの使用を禁止していることが分かった。軍隊系情報サイト「Military.com」が報じている。
「TikTok」は「サイバー上の脅威」
同サイトの取材に答えた米軍関係者によると、中国製動画共有アプリ「TikTok」は「サイバー脅威」であると見なされているという。それゆえ、今では軍用電話への導入が禁じられている。
TikTokは中国企業「ByteDance」により権利保有されているアプリで、過去二年間の間で米国内に広く広まっている。
昨年12月16日、米軍関係者に対して「TikTok」を削除するよう命じる新規則が通達された。「TikTok」が潜在的安全保障上のリスクであると考えられたためだ。
Vineの上位版アプリ
「TikTok」は短い動画を共有するソーシャルプラットフォームであり、15秒程度の動画を主に取り扱っている。かつて一世を風靡したVineの6秒動画を、さらに進化させたものだ。
同アプリでは様々な動画加工を行ったり、音楽とリップシンクすることによる動画作成が可能となっており、ユーザー間でのミーム伝播にも、大きな貢献をしている。
新兵のリクルートに「TikTok」使用?
現在、ワシントン・ポストなどのメディア媒体でも、「TikTok」を使った若年層の読者向けコンテンツが配信されており、また、米軍の新兵リクルーターにおいても、わずか二カ月前まで、同アプリを使ったキャンペーンが行われていたという。
(ソース:米ヤフー)
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中国企業が扱うパスワードは、中国政府が自由に取得できる法が出来たらしいぞ