米トランプ大統領は先日、選挙キャンペーンサイトにおいて第二期に向けた「公約」を発表しました。以下にその内容を一部注釈を含めて記しています。訳者の知識不足により内容を把握しきれなかったものに関しては★マークを掲載してあります。何卒ご了承ください。
情報ソース:トランプ・ペンス選挙HPより
前書
トランプ大統領が一期目に成し遂げた偉大なる功績を土台として、本日、「貴方達の為の戦い」という旗印のもと設定された「二期中核公約集」を、選挙活動の一環として公開いたします。
「偉大なるアメリカ」に対する「確固たる・希望に満ち溢れたトランプ大統領の信念」が色濃く反映されたこれらの公約は、ジョー・バイデン氏率いる米民主党が提唱する「暗淀むアメリカ」との、明確な対比を示すことでしょう。
来るべき共和党全国大会を含む選挙選においては、トランプ大統領自身の口から、これらの政策についてのより深い詳細が明らかにされます。
仕事
・今後10カ月で1000万人の雇用を創出。
・100万の小規模企業設立を支援。
・減税実施による手取り増・雇用維持。
・「互恵貿易協定」施行による米企業の保護。(★)
・米国産製品に対する税額控除。
・対低所得地域投資への税制優遇
(注:オポチュニティーゾーン投資:資産売却によって得た利益を低所得地域の活性化の為に投資することにより、税制上の優遇が得られる制度…らしい。参考)
・電力自由化促進。
コロナ対策
・2020年度末までにワクチン開発。
・2021年正常化を目指す。
・米国内において必要な全医療物資を製造し供給する。
・商品在庫の確保・さらなる感染拡大への準備拡充。
脱中国依存
・中国から100万人の製造業雇用を米国に取り戻す。
・米国に中国から製造拠点を移した企業への税制優遇実施。
(注:医薬・ロボット等の最重要産業の米国内移設においては、100%の費用控除を確約。⦆
・中国内企業へ業務委託している会社とは、連邦政府関連事業を請負契約しない。
・中国政府に対して、世界に蔓延したコロナ対策の完全なる説明責任を求める。
医療・福祉
・処方箋薬品の価格低下。
・医療制度を「患者・医者」の手に戻す。
(注:民間医療保険制度が一般的な米国においては、治療方針を決定する際、各保険会社の担当者が医師の判断に介入し、まず「最も安い治療の方法(*それ以外は保険金を出さない。)」を選択させる。その初期治療が失敗した後、ようやく、医師が本来推奨していた治療法を認証する形となっており「fail-first(失敗前提)制度」等と揶揄され、米社会で大きな問題となっている…らしい。本公約は、そうした保険会社の影響を排除する意向を示したもの。参考)
・医療保険料の減額
・保健適用外事案における超高額請求書(surprise billing)の発生抑制。
(*民間医療保険に入っていても、契約外治療を受けた場合は保険が適用されず、超高額請求書が患者に請求される事案が多く報告されている模様。参考)
・既往病保有者に対する保険加入支援。
・社会保険・医療制度の保護。
・退役軍人に対する世界最先端の医療提供。
教育
・学校選択の自由化。
・アメリカ例外主義教育(*米国優越主義:アメリカって凄いんだぞ!っていう思想)の徹底。
慣例撤廃
・各議会議員における多選制限。
(*米国では連邦議会議員等において、様々な議論が為されながらも、現在は多選制限が基本行われていない。(*一部地方議会では存在する。)再選の為だけの政治活動・癒着を懸念する人々からは多選制限実施を求める声が強い一方、連邦最高裁において同政策について違憲判決が出ているため、覆すのは難しそう。参考・参考)
・煩雑な官僚主義的手続きを撤廃し、米中小企業・米市民の負担を減らす。(★)
・連邦議会に関する資金の流れを明らかにし、国家・国民主権を確立する。(★:ロビー活動の抑制…的な?)
・米国民を虐げるグローバリスト達を追い出す。(★:米国内で多種多様な扇動行為をしている活動家を指しているものと思われる…BLM運動とか…。)
警察の保護
・警察・治安組織に対する予算拡充・追加隊員の雇用。
・警察・治安隊員に対する攻撃への罰則強化
・車上射撃行為をテロ認定
・Antifaを含む暴力的過激派を法で裁く。
・裁判前保釈の厳格化。
不法移民の排除&米国民の雇用維持
・不法移民達が納税者の権利である「福祉・医療・学費免除」等の利点を、得られないようにする。
・米国民以外の犯罪者は即本国送還。
・家族・近所の安全保持の為、聖域都市(*不法移民擁護都市)の廃止。
・米国民の代わりに、外国人等、低賃金労働者を米企業が雇うことを禁止する。
・経済的に自立できる移民を求める。
未来に向けた革新
・宇宙軍設立、月上恒久常駐、火星への有人探査。
・世界最高のインフラシステムの構築。
・5G競争を勝利し、全米における高速ネットワーク網を設立。
・最高品質の飲料水、大気を引き続き持続し、世界をけん引する。
・世界各国と協力し、海洋洗浄を進める。
米国第一主義の貫徹
・「終わりなき戦争」(*イラクの駐留米軍)を終わらせ、軍を米国に帰還させる。
・(*軍事協力をしている)友好国に彼らが支払うべき代価を払ってもらう。
・米国独自の高度軍事技術を維持し、さらに向上させる。
・アメリカを脅かす世界のテロ組織を撲滅する。
・サイバー防衛システム、および、ミサイル防衛システムを設立する。
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海外の反応
ソース:米DailyCaller
反応傾向:意外と賛否両論…五毛さんが紛れ込んでる可能性も…(*ソース元自体は超保守)
選考:順番・選択
*相互RSS様:興味のある記事ございましたら、ご覧頂ければ幸いです。
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1.海外のパネリスト
なんで2020年にこんな公約を出したの?こんなものずっと前に提示されているべきものだし、遅すぎる。
2.海外のパネリスト
コロナ以外の政策については、4年前の公約とほぼ同じ。
3.海外のパネリスト
>>2
ある程度進展してるんじゃない?
4.海外のパネリスト
素晴らしい公約だ!!
5.海外のパネリスト
>>4
文字面はいいんだけどね…問題はそれをどうやって実現するかということ。この三年間で実現できなかったわけで…
6.海外のパネリスト
とても詳細で詳しい公約内容だ!非常に現実的な方策が提示されている!!
7.海外のパネリスト
>>6
皮肉ですか?
8.海外のパネリスト
これこそ我々が必要な政策集だ!特に、中国にコロナの責任を取らせることは、必ず行わねばならない!!
9.海外のパネリスト
中絶禁止についての言及が何故ないのか?これでは支持できん!!
(*米保守層の一部は「中絶の禁止」を強く求めている。)
10.海外のパネリスト
>>9
すでに対応しているよ。
11.海外のパネリスト
再選禁止は厳しいだろうな…実現すれば素晴らしいけど。
12.海外のパネリスト
>>11
多選議員は選挙で直々に追い出すしかない。彼らをこれ以上、金持ちにさせるべきじゃない。
13.海外のパネリスト
再選禁止はいい公約だね!!
(*再選禁止を支持する声が多かったです。)
14.海外のパネリスト
>>13
多分、上記公約の中で一番実現が困難な部類に入るだろう。ただ、世論の支持があれば可能性はある。
15.海外のパネリスト
二期が楽しみになってきた♪
16.海外のパネリスト
一方、バイデンからは未だに何ら政策の提示が行われていない。
17.海外のパネリスト
これまでトランプが果たしてきた様々な功績が、これらの公約が実現可能であることを示している!
18.海外のパネリスト
全体的に良い公約だと思うけど、これを実行する為にはまず、下院を米民主党から取り戻さないと…上院維持はもちろんだけど。
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コメント欄
おかしいな。ネイティブアメリカンから見ると、今いる白人のほうが不法移民なんだが。
マジで勝ってほしい